[新サービス]AWSのインフラ一式をまるごとオンプレに提供する「Amazon Outposts」が発表されました! #reinvent
re:Invent 2018のキーノートにおいて、AWS環境をオンプレ環境に丸ごと提供する「Amazon Outposts」が発表されました。
ちょっとにわかには信じがたいぶっとんだ発表です。公式サイトはこちら。
ドドドーイウコトヤネン…!! ( ゚д゚) ガタッ / ヾ __L| / ̄ ̄ ̄/_ \/ /
Amazon Outpostsとは?
ネイティブのAWSサービス一式をオンプレに提供可能なサービスです。AWSネイティブのサービス、インフラ、運用方式をほぼ全てそのまま、データセンターなどのオンプレ環境に提供します。クラウドとオンプレ双方で同じAPIやツール、ハードウェア、機能を利用してハイブリッドな環境を構築可能。
提供形態は2種類。
1. VMware Cloud
AWSサービス上のVMware Cloudで動作する環境。
2. AWS Native
AWSで利用できる全てのネイティブAPIが利用可能な環境。オンプレミス側でコンピューティングとストレージの管理が全て可能となります。
管理方法
AWS上のマネジメントコンソールを利用して、クラウド環境もオンプレ環境も管理可能。双方で同じポリシー、API、開発者のためのツールが利用可能です。
利用上のメリット
オンプレミス環境の拡張
アプリケーションの変更無く、クラウドまたはオンプレミス双方にデプロイが可能です。クラウドネイティブアプリケーションをどこでも構築し実行可能です。
管理コンソールの選択
管理方式をAWSネイティブとVMware Cloudの2種類から選択が可能です。
フルマネージド
AWS OutpostsはAWSによってフルマネージドで管理され、AWSが利用可能なリージョンで継続的に維持管理、運用されます。インフラの更新やパッチ適用は不要です。
将来に最適化されたインフラ
将来的なコンピューティングリソースの拡張、メモリ、ストレージのアップグレードに対応可能。
利用方法
利用方法の概要は以下の通り(公式サイトより引用させていただいています)
プレビューへの申込みはこちらから。
ついにAWSそのものがオンプレに進出!!
キーノートの最後にいきなりでてきた「AWS Outposts」。隠し玉な感じでしたが、その衝撃は大きかったです。詳細はまだまだ不明ですが、どうしてもオンプレ環境での管理が必要だった領域に、パブリッククラウドの雄AWSが真正面から乗り込んできたのは大きな衝撃ではないでしょうか。
料金面や利用規模など、今後の詳細が楽しみですね!
それでは、今日はこのへんで。濱田(@hamako9999)でした。